普通の男子高校生だった少年。 普通の高校生だったが、ある日身に覚えのない濡れ衣を着せられてしまい、大きな争いに望まずに巻き込まれ、やがて中心となっていく。 アルビノで右目だけが緑色である。 顔には一生癒えない火傷の後が残っているが、誰もその事には指摘しない。それ所が、子供によく好かれる。 これは彼が法律的には認められない存在であり、それが原因で過去に父によって虐待を受けた事によるもの。 六歳以前の記憶が無いが彼自身は気にしていない。 特別な障害があるが、日常では困らない。 特殊な能力「魔法」を持っており、未熟な彼の場合、寿命を縮めるリスクと暴走してしまう危険性を備えている。 更に、暴走が行き過ぎてしまうと「漆黒の闇」と呼ばれる形態になり、全てを破壊しようとする。 この彼の特異性は謎の組織「M.R.S.」に研究されており、M.R.S.からの追手と闘う内に彼は心身共々成長していく。 社長でライバルでもある「クロノ・ムラクモ」は生き別れの兄。 実は人工的に作られた混血「ドラグチルドレン」でオッドアイはその証。 生後すぐに親から引き離され、孤児院に預けられた。